2024年04月15日
18日午後より喜界島診療です【23日午後から通常】
こんにちは 獣医師の伊藤です
今週は喜界島診療が入っています
4月18日(木) 午前通常診療 午後はフード・予防薬のみ
4月19日(金) フード・予防薬のみ
4月20日(土) フード・予防薬のみ
4月21日(日) 休診日
4月22日(月) フード・予防薬のみ
4月23日(火) 午前 フード・予防薬のみ 午後通常診療
休んでばかり病院ですが、決してさぼってはいませんので!!
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします!!
今週は喜界島診療が入っています
4月18日(木) 午前通常診療 午後はフード・予防薬のみ
4月19日(金) フード・予防薬のみ
4月20日(土) フード・予防薬のみ
4月21日(日) 休診日
4月22日(月) フード・予防薬のみ
4月23日(火) 午前 フード・予防薬のみ 午後通常診療
休んでばかり病院ですが、決してさぼってはいませんので!!
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします!!
2024年04月14日
能登半島地震の支援物資を送りました【第二弾】
こんにちは、獣医師の伊藤です
能登半島地震の支援物資、第二陣を発送しました。
NPO法人 猫の避妊と去勢の会(理事長 桐畑さま、副理事長 延兼さま)
http://cat-kanazawa.jp/
まだまだ被害や完全に元通りになったわけではありません。
これからは猫たちが増えてしまうシーズンでもあり、外に出てしまったネコたちや、ノラネコたちも含め大変な時期に入ります。
こういった支援はスタートだけ話題になって、そのあとは忘れ去られてしまうこともあります。
少しずつでも無理なく継続していけるようにと思っています。
引き続きご支援・ご協力をお願いいたします。
一番はやはりフード類、ペットシーツ、トイレ砂はもっとも多用します。
お預かりした内容によってはこちらで仕分けし、島の保健所や喜界島の保護活動への支援に送ることがあります。ご了承ください。
能登半島地震の支援物資、第二陣を発送しました。
NPO法人 猫の避妊と去勢の会(理事長 桐畑さま、副理事長 延兼さま)
http://cat-kanazawa.jp/
まだまだ被害や完全に元通りになったわけではありません。
これからは猫たちが増えてしまうシーズンでもあり、外に出てしまったネコたちや、ノラネコたちも含め大変な時期に入ります。
こういった支援はスタートだけ話題になって、そのあとは忘れ去られてしまうこともあります。
少しずつでも無理なく継続していけるようにと思っています。
引き続きご支援・ご協力をお願いいたします。
一番はやはりフード類、ペットシーツ、トイレ砂はもっとも多用します。
お預かりした内容によってはこちらで仕分けし、島の保健所や喜界島の保護活動への支援に送ることがあります。ご了承ください。
2024年04月07日
【再掲】奄美に住み始めた皆さんへ
こんにちは、獣医師の伊藤です
去年と同投稿になります(修正はしています)
4月に新しく奄美へ転入してきた方も多くいらっしゃると思います。
奄美大島ってペットの病気や予防はどんなん?気を付けることは何だろうか?
少し参考になれば!
・ワンちゃんの登録と同じように、ネコちゃんにも登録制度があります(奄美大島・徳之島)
ワンちゃんは狂犬病ワクチン・登録をしている子は登録住所変更が必要です。
各役場に問い合わせください。
狂犬病ワクチン接種歴がある子は元居た市町村で登録をされているはずですので、住所変更の手続きをします。
接種歴がない子はまず新規登録が必要となります。
狂犬病ワクチンと畜犬登録は必ずしなければなりません。
奄美大島では各市町村で5月ころ(11月にもある市町村もあります)に集合注射がありますが、大抵各集落を10分~15分間隔で巡回します。
日程や時間は広報紙などで分かります。
結構スピーディーです!
集合注射に日程が合わない方、他のワンちゃんが苦手な方は病院で接種をしても費用は変わりません。
当院では龍郷町・奄美市在住の飼い主さんに関しては院内で済票交付(鑑札)までできます。
宇検村や大和村、瀬戸内町に関しては「注射済証」をお渡しするので、それをもって役場で済票(鑑札)を交付してもらってください
ネコちゃんは各市町村に登録と、不妊化、マイクロチップの装着が義務化されています。
役場に登録に行きます(ネコちゃんは連れて行く必要はありません)鑑札が交付されます。
奄美市・龍郷町(印鑑を持ってきてください)関しては当院で代行できますので、院内で鑑札交付までできます
マイクロチップが入っていない子は登録の際にチップ装着助成申請をしていただければ
装着自体は病院ですぐにすることができます。
チップ装着自体は診察時間の間ですぐに済ませられます。
避妊去勢がまだのネコちゃんは手術の助成もあります(手術は予約が必要です)
そして室内飼育の徹底をお願いします。
詳しくは各役場か、病院に問い合わせください。
奄美大島ではノラネコちゃんのTNR(不妊化)もかなり進んでいます。
外で見るノラネコちゃんが耳カットされているのを多く見かけることかと思います
もし耳カットしていないノラネコかな?という子を見かける場合は情報をおしえてください(すぐに増えてしまうので、早めに手術を実施する必要があります!)
・奄美は湿度が高い!!そして暑い!!
これからの季節、皆さんが予想されているよりずっと高い湿度となります!!
クローゼットはしめたらカビ天国となってしまいます。フローリングはペトペトするものです。洗濯物は乾きません。
ヒトもしんどいですが、動物もしんどい!
ワンちゃんは意識的にこまめなシャンプーをしてあげてください。
本州よりこまめにしなければいけません。
1~2週に1回は必要となってきます。
いわゆる湿疹(細菌性皮膚炎、マラセチア皮膚炎)がかなり多くなります。
暑さは実際気温的には東京などと変わりないようにも思いますが、日差しはかなり強いです。
室内も思いのほか高温になってしまうこともあるので、空調は早めに管理してください。
鳥さんやエキゾチックペットを飼っている飼い主さんは、温度管理とともに湿度管理を意識してください
特に季節の変わり目や環境の変わり始めは動物たちにも強い負荷となります。
・ノミダニが多いとともにハブもいます。茂みには入らないで!
ノミ、ダニはかなり多いです。市販の予防薬では効果がないのできちんと病院処方のものを定期で使いましょう。
ハブは市街地でもどこにでも出うるので、ワンちゃんが茂みに顔を突っ込んでしまったり、ネコちゃんを外に出すと非常に危険です。
ハブは命にも関わります!
ワンちゃんが散歩中に急に悲鳴をあげた、出血をしている、急に腫れてきた…
外に出るネコちゃんが顔や手をパンパンに腫れて帰ってきた… などはハブの可能性があります。すぐに受診してください。
・虫も多いし野生動物も多いです。草もぼうぼうになります!
室内にアリ侵入は我が家でも日常茶飯事、ヤモリも同居してるようなもの、ヘビが入ってきた!というお家もあります
その他いろいろな昆虫の侵入出現は良くあるあるです。
雑草などもおどろくべきスピードでもじゃもじゃになってしまいます。
除草剤をまかれているケースもあるので、お散歩中で草を食べてしまう子は気を付けてください(基本草を食べさせる必要はありません)
すぐそばに天然記念物であるルリカケスをはじめ野鳥も多くすんでいます。
民家に営巣もよくあります。
弱っている野生動物を見かけた際はまず病院や役場に相談してください。
当院は傷病野生動物の受け入れ病院ですので、弱っている動物などは受け入れますが、保護する必要のない巣立ちヒナや鳥インフルエンザのハイリスクの種類などもあります。
いきなり持ち込みはせずに、まずはご相談を!
(野生動物に関しては治療費用は掛かりません)
・フードなどの取り扱い品数は決して多いとは言えません
大きなホームセンター(ビッグツー、ニシムタなど)や大きなドラッグストアではそこそこの品ぞろえがありますが、島内で取り扱っていないメーカーも少なくありません。
これまで使っていたフードを使い続けたい!などの場合はうまく通販などを利用されるのも一つです。
ただし、物流は船が基本です。悪天候などで船便は時として止まるため、ストックには余裕を持たせましょう。
病院取扱の処方食を使っていた子は、余裕をもってお問い合わせください。
同じものの在庫を置いていないケースもありますので、その場合は取り寄せも可能ですが少しお時間がかかります。
湿度や温度が高く劣化しやすい、アリなどが家に入ってくることも少なくないので、フード管理は十分に気を付けて下さい(1か月で食べ終わるように)
・フィラリアの予防は周年です
ワンちゃんのフィラリア予防に関しては、ノミダニ同様基本周年予防になります。
忘れずに継続をしてください!
半年以上予防があいてしまうと検査が必要です。
予防していない子もまだまだ多いので、おのずと感染のリスクが高い状況にあります。
油断せず予防はしてあげてください(予防していない子もこれを機会に検査・予防開始しましょう!)
・動物病院は決して多くはありません
私の認識している状況では、外科(手術など)が対応可能な病院は3件、通常診察業務などが可能な病院は3件(2件?)です
広い奄美大島内では決して多いとも言えませんし、夜間救急対応ができるわけではありません
前もってしっかり調べた上、かかりつけさんを作ってもらえると良いかなと思います。
当院は時間外は携帯電話での対応はしていますが(留守電に切り替わっていてもメッセージを残してもらえれば折り返します。メッセージがない場合は折り返しをしない場合もあります)
夜間は人手が足りないことなども含め必ず対応できるわけではありません。
なんとかしろ!と叱咤されることもありますが、通常診察時間にしっかり診療を行うためにも、休息は必要です。
ご理解ご協力をお願いします。
・当院に関して
獣医師一人、看護師一人の小さな病院です。
通常診療に加え、喜界島と加計呂麻島への診療車による定期出張診療を行っています
そのため、定期的に数日間診療がお休みになってしまいます。ご迷惑をおかけしますが、病院のない島のためにもご理解をお願いします。
診療がお休みの時も、フードや予防薬などは基本看護士さんが待機していてくれるため対応可能です。
診察・治療は不在期間はできません。
レントゲン、血液検査、麻酔、スケーリング道具はありますが、エコーは得意ではありませんので必要に応じ他院受診を案内します。
犬猫、鳥は対応可能ですが、エキゾチックペットに関しては決して経験が多くはなく得意ではありません。まずはお問い合わせください。
島外の得意な病院との相談などをしてすすめます。
ヤギや牛、馬に関しては家畜共済へご相談ください。
野生動物の救護事業を行っています。
保護猫譲渡も行っていますので、ネコちゃんをお迎えしたいとお考えの方はご相談ください(※保護施設ではありませんので、保護相談は基本お受けできません)
詳しくはHP
https://inmayaanimalhospital.jimdofree.com/
こちらも参考にされてください
公式LINEもありますので、お休み案内などはLINEでも行っています。
そんな私も島に来て11年となりました。
島生活は不便のように思えて、案外快適に暮らしています。
その他、島についてのことはお気軽にご相談ください!
去年と同投稿になります(修正はしています)
4月に新しく奄美へ転入してきた方も多くいらっしゃると思います。
奄美大島ってペットの病気や予防はどんなん?気を付けることは何だろうか?
少し参考になれば!
・ワンちゃんの登録と同じように、ネコちゃんにも登録制度があります(奄美大島・徳之島)
ワンちゃんは狂犬病ワクチン・登録をしている子は登録住所変更が必要です。
各役場に問い合わせください。
狂犬病ワクチン接種歴がある子は元居た市町村で登録をされているはずですので、住所変更の手続きをします。
接種歴がない子はまず新規登録が必要となります。
狂犬病ワクチンと畜犬登録は必ずしなければなりません。
奄美大島では各市町村で5月ころ(11月にもある市町村もあります)に集合注射がありますが、大抵各集落を10分~15分間隔で巡回します。
日程や時間は広報紙などで分かります。
結構スピーディーです!
集合注射に日程が合わない方、他のワンちゃんが苦手な方は病院で接種をしても費用は変わりません。
当院では龍郷町・奄美市在住の飼い主さんに関しては院内で済票交付(鑑札)までできます。
宇検村や大和村、瀬戸内町に関しては「注射済証」をお渡しするので、それをもって役場で済票(鑑札)を交付してもらってください
ネコちゃんは各市町村に登録と、不妊化、マイクロチップの装着が義務化されています。
役場に登録に行きます(ネコちゃんは連れて行く必要はありません)鑑札が交付されます。
奄美市・龍郷町(印鑑を持ってきてください)関しては当院で代行できますので、院内で鑑札交付までできます
マイクロチップが入っていない子は登録の際にチップ装着助成申請をしていただければ
装着自体は病院ですぐにすることができます。
チップ装着自体は診察時間の間ですぐに済ませられます。
避妊去勢がまだのネコちゃんは手術の助成もあります(手術は予約が必要です)
そして室内飼育の徹底をお願いします。
詳しくは各役場か、病院に問い合わせください。
奄美大島ではノラネコちゃんのTNR(不妊化)もかなり進んでいます。
外で見るノラネコちゃんが耳カットされているのを多く見かけることかと思います
もし耳カットしていないノラネコかな?という子を見かける場合は情報をおしえてください(すぐに増えてしまうので、早めに手術を実施する必要があります!)
・奄美は湿度が高い!!そして暑い!!
これからの季節、皆さんが予想されているよりずっと高い湿度となります!!
クローゼットはしめたらカビ天国となってしまいます。フローリングはペトペトするものです。洗濯物は乾きません。
ヒトもしんどいですが、動物もしんどい!
ワンちゃんは意識的にこまめなシャンプーをしてあげてください。
本州よりこまめにしなければいけません。
1~2週に1回は必要となってきます。
いわゆる湿疹(細菌性皮膚炎、マラセチア皮膚炎)がかなり多くなります。
暑さは実際気温的には東京などと変わりないようにも思いますが、日差しはかなり強いです。
室内も思いのほか高温になってしまうこともあるので、空調は早めに管理してください。
鳥さんやエキゾチックペットを飼っている飼い主さんは、温度管理とともに湿度管理を意識してください
特に季節の変わり目や環境の変わり始めは動物たちにも強い負荷となります。
・ノミダニが多いとともにハブもいます。茂みには入らないで!
ノミ、ダニはかなり多いです。市販の予防薬では効果がないのできちんと病院処方のものを定期で使いましょう。
ハブは市街地でもどこにでも出うるので、ワンちゃんが茂みに顔を突っ込んでしまったり、ネコちゃんを外に出すと非常に危険です。
ハブは命にも関わります!
ワンちゃんが散歩中に急に悲鳴をあげた、出血をしている、急に腫れてきた…
外に出るネコちゃんが顔や手をパンパンに腫れて帰ってきた… などはハブの可能性があります。すぐに受診してください。
・虫も多いし野生動物も多いです。草もぼうぼうになります!
室内にアリ侵入は我が家でも日常茶飯事、ヤモリも同居してるようなもの、ヘビが入ってきた!というお家もあります
その他いろいろな昆虫の侵入出現は良くあるあるです。
雑草などもおどろくべきスピードでもじゃもじゃになってしまいます。
除草剤をまかれているケースもあるので、お散歩中で草を食べてしまう子は気を付けてください(基本草を食べさせる必要はありません)
すぐそばに天然記念物であるルリカケスをはじめ野鳥も多くすんでいます。
民家に営巣もよくあります。
弱っている野生動物を見かけた際はまず病院や役場に相談してください。
当院は傷病野生動物の受け入れ病院ですので、弱っている動物などは受け入れますが、保護する必要のない巣立ちヒナや鳥インフルエンザのハイリスクの種類などもあります。
いきなり持ち込みはせずに、まずはご相談を!
(野生動物に関しては治療費用は掛かりません)
・フードなどの取り扱い品数は決して多いとは言えません
大きなホームセンター(ビッグツー、ニシムタなど)や大きなドラッグストアではそこそこの品ぞろえがありますが、島内で取り扱っていないメーカーも少なくありません。
これまで使っていたフードを使い続けたい!などの場合はうまく通販などを利用されるのも一つです。
ただし、物流は船が基本です。悪天候などで船便は時として止まるため、ストックには余裕を持たせましょう。
病院取扱の処方食を使っていた子は、余裕をもってお問い合わせください。
同じものの在庫を置いていないケースもありますので、その場合は取り寄せも可能ですが少しお時間がかかります。
湿度や温度が高く劣化しやすい、アリなどが家に入ってくることも少なくないので、フード管理は十分に気を付けて下さい(1か月で食べ終わるように)
・フィラリアの予防は周年です
ワンちゃんのフィラリア予防に関しては、ノミダニ同様基本周年予防になります。
忘れずに継続をしてください!
半年以上予防があいてしまうと検査が必要です。
予防していない子もまだまだ多いので、おのずと感染のリスクが高い状況にあります。
油断せず予防はしてあげてください(予防していない子もこれを機会に検査・予防開始しましょう!)
・動物病院は決して多くはありません
私の認識している状況では、外科(手術など)が対応可能な病院は3件、通常診察業務などが可能な病院は3件(2件?)です
広い奄美大島内では決して多いとも言えませんし、夜間救急対応ができるわけではありません
前もってしっかり調べた上、かかりつけさんを作ってもらえると良いかなと思います。
当院は時間外は携帯電話での対応はしていますが(留守電に切り替わっていてもメッセージを残してもらえれば折り返します。メッセージがない場合は折り返しをしない場合もあります)
夜間は人手が足りないことなども含め必ず対応できるわけではありません。
なんとかしろ!と叱咤されることもありますが、通常診察時間にしっかり診療を行うためにも、休息は必要です。
ご理解ご協力をお願いします。
・当院に関して
獣医師一人、看護師一人の小さな病院です。
通常診療に加え、喜界島と加計呂麻島への診療車による定期出張診療を行っています
そのため、定期的に数日間診療がお休みになってしまいます。ご迷惑をおかけしますが、病院のない島のためにもご理解をお願いします。
診療がお休みの時も、フードや予防薬などは基本看護士さんが待機していてくれるため対応可能です。
診察・治療は不在期間はできません。
レントゲン、血液検査、麻酔、スケーリング道具はありますが、エコーは得意ではありませんので必要に応じ他院受診を案内します。
犬猫、鳥は対応可能ですが、エキゾチックペットに関しては決して経験が多くはなく得意ではありません。まずはお問い合わせください。
島外の得意な病院との相談などをしてすすめます。
ヤギや牛、馬に関しては家畜共済へご相談ください。
野生動物の救護事業を行っています。
保護猫譲渡も行っていますので、ネコちゃんをお迎えしたいとお考えの方はご相談ください(※保護施設ではありませんので、保護相談は基本お受けできません)
詳しくはHP
https://inmayaanimalhospital.jimdofree.com/
こちらも参考にされてください
公式LINEもありますので、お休み案内などはLINEでも行っています。
そんな私も島に来て11年となりました。
島生活は不便のように思えて、案外快適に暮らしています。
その他、島についてのことはお気軽にご相談ください!
2024年04月01日
奄美いんまや動物病院 5周年!
こんにちは、獣医師の伊藤です
本日4月1日は病院開業5周年です!!
私自身島に来て11年目、いろいろありつつ最終的に開業という結論に至り、今になります。
喜界島や加計呂麻島に定期診療を!地域医療を底上げしたい!という思いは今も変わりはありません。
ここまでやってこれたのも、たくさんの皆さんが応援、協力していただいていたおかげです。
本当に感謝しています。
もちろんこれからの6年目も変わることなく続けていきますので
引き続き頼りにしてもらえるようにがんばっていきます。
今年は(できれば)病院も大きくしたいなあ~とは思ってはいます。まずは思っているだけではありますが…
老犬共の会第二回も計画しています(6月予定です)
こちらも案内していければと思っています
これからもよろしくお願いします!
本日4月1日は病院開業5周年です!!
私自身島に来て11年目、いろいろありつつ最終的に開業という結論に至り、今になります。
喜界島や加計呂麻島に定期診療を!地域医療を底上げしたい!という思いは今も変わりはありません。
ここまでやってこれたのも、たくさんの皆さんが応援、協力していただいていたおかげです。
本当に感謝しています。
もちろんこれからの6年目も変わることなく続けていきますので
引き続き頼りにしてもらえるようにがんばっていきます。
今年は(できれば)病院も大きくしたいなあ~とは思ってはいます。まずは思っているだけではありますが…
老犬共の会第二回も計画しています(6月予定です)
こちらも案内していければと思っています
これからもよろしくお願いします!
2024年03月24日
4月の喜界島診療は会場が異なります【4月19日~22日】【塩道公民館】
こんにちは、獣医師の伊藤です
4月は喜界島診療を予定していますが、いつも使わせていただいている中央公民館が今回都合でお借りできないため、会場変更となります。
4月19日(金)~22日(月)
塩道公民館(塩道漁村コミュニティセンター)
早町のお隣ですね。県道沿いですので、分かりやすいかと思います。
隣が塩道長浜公園なので、車は止められます。
場所がちょっと遠く(?)なりますが、ご理解ご協力よろしくお願いします
また喜界島診療に伴って4月18日(木)午後より23日(火)午前までは診療はお休みとなります。
フードや予防薬は対応します
喜界島診療に関しては予約制となります。
喜界島での診療・手術希望の飼い主さんは事前に予約をお願いします!
予約は診療時間にしていただけるようお願いします!
ゴールデンウィークは暦通り(当院は水曜・日曜祝日休みです)
変則的になりがちです。
ゴールデンウィークあとも狂犬病集合注射などで不在日程が多くなります。
こちらは改めてご案内します。
4月は喜界島診療を予定していますが、いつも使わせていただいている中央公民館が今回都合でお借りできないため、会場変更となります。
4月19日(金)~22日(月)
塩道公民館(塩道漁村コミュニティセンター)
早町のお隣ですね。県道沿いですので、分かりやすいかと思います。
隣が塩道長浜公園なので、車は止められます。
場所がちょっと遠く(?)なりますが、ご理解ご協力よろしくお願いします
また喜界島診療に伴って4月18日(木)午後より23日(火)午前までは診療はお休みとなります。
フードや予防薬は対応します
喜界島診療に関しては予約制となります。
喜界島での診療・手術希望の飼い主さんは事前に予約をお願いします!
予約は診療時間にしていただけるようお願いします!
ゴールデンウィークは暦通り(当院は水曜・日曜祝日休みです)
変則的になりがちです。
ゴールデンウィークあとも狂犬病集合注射などで不在日程が多くなります。
こちらは改めてご案内します。
2024年03月11日
引っ越しシーズン(再掲)
こんにちは、獣医師の伊藤です
去年と同じアナウンスになります!
3月末、転入・転出が増えるシーズンです。
いくつか転居に伴う注意事項を箇条書きにしておきます。
みんな安全に安心で!
ご不安なことはいつでも相談してください
・家族の引っ越しに伴う動物の留守番があるおうち
島にはペットホテルが数件ありますが、今時期はとても預かりが増えると思われます。
特に神経質な子、怖がりな子は十分準備をしていてください。
いつもと違う状況で体調を崩すケースは多いので、かかりつけ病院や性格などをメモしたものも用意すると、預かる側も安心するかと思います。
ホテルどこ?という場合はお問い合わせください
怖がりが強い子はトリミングショップさんでホテルも対応しているお店があります。
そちらの方が預かる頭数がすくないので、安心かもしれません。
ネコちゃんに関しては、長期に渡らない場合は知り合いなどにお願いして、ペットシッターとして通ってもらう方がストレスが少なく済みます。
私も喜界島に出張の時はスタッフさんに鍵を渡し、1日1回、ネコトイレの掃除、餌、水交換をお願いしています。
猫たちは知らない人が来るとたいてい隠れてしまいますが、慣れているいつものお家なので、じっと隠れてやり過ごしている子が多いです
ワンちゃんに関しても見知っている知人にお世話に来てもらうのも一つかなと思います(その子の性格によります)
ただし、今時期は思いのほか日中暑くなってしまう場合もあるので、温度管理は気を付けましょう。
× 知人がネコを飼っているのでそこのうちのネコも一緒に預ける~という方いますが、ものすごいストレスです(おうちの子も、先方の子も)
それなら隔離できているホテルの方が絶対いいです。
!シッターお願いする際も、ホテルに預ける際も、ノミダニなど基本的予防をしっかりしていることはマナーです!
市販で何かしてる(×市販のノミダニは効きません)とか、何も予防していないとか、そういうのは預けられた側も、世話する人も迷惑です!
・動物と一緒に引っ越しされる方【移動手段】
島から出る・入る場合は飛行機か船による同伴になります。
ペットルームのある船とない船(デッキにキャリーのまま置くことになると思われます)があるので、運航表などしっかり調べましょう。
ペットルームは私も利用したことがありますが、出入りできますし結構快適です。
現在はペットルームの内容も変わっているかもしれませんし、時期的に他の子もいることがあり落ち着かない可能性もあります。
各船に確認することをおすすめします
車両を伴う場合、車両に一晩入れたままにする、という手段もありますが、運航中は車両甲板に降りることができないため、様子を見に行くことはできません。
案外音が大きいので、おびえてしまうことがあります。車内フリーだと思わぬ事故ケガ、トラブルがおこりえるので、必ずケージなどに入れた状態にしてください。
飛行機は飼い主さんが同じ便に乗る場合は同伴手荷物として預けることができます(一緒に椅子に座るわけではありません)
あるいは貨物として動物だけ飛行機に乗せることも可能です(降りる空港で受け取り人が待っている必要があります)
LCCでは対応していないはずですので、まずしっかり調べましょう!
船、飛行機はメリットデメリットいずれもありますので、どっちがいい!とは言い切れません。
移動する場所、距離、その後の移動なども含めて考えましょう。
移動するときはできれば朝ごはんは抜いてください。
また、キャリーなどに水などをひっかけておく必要はほぼありません(逆に揺れる中で水を飲むことはあまりなく、揺れで漏れてビシャビシャになってしまう危険があります)
移動が長距離に及ぶ場合は、缶詰やパウチなどで水分を補給する方が良いです(特に猫ちゃんは緊張して水は飲まないことが多いです)
ただ、異動途中で扉はけっしてあけないこと。思わぬ脱走は二度とあえなくなってしまいます。
車酔いがひどい子、不安が強く吠えてしまう子などは薬もあります。
個体差があるため、当日いきなり使うよりも、お試し通常時に使ってみる方が良いです。
前もってご相談ください。
【引っ越し荷物搬入搬出作業中】
業者さんの出入りなどが多いときは、脱走の危険の多いタイミングでもあります。
作業完了まではキャリー、ケージなどに入っていてもらい、半端に出すことはしないでください。
特に移動した後脱走すると、土地勘もないためとても危険です。
動物も新しい環境に戸惑い、隠れようとしたり「いつもの家に帰ろう」と思って脱走されてしまうケースは多いです。
転居先に前もって慣れたにおいのものを置いておくのも安心材料です。
【転入・転出に伴う手続き】
ワンちゃんは狂犬病畜犬登録(狂犬病ワクチンを打っている子は登録されています)をしていると思いますので、転入先の市町村で鑑札を提示して登録住所変更を行ってください。
鑑札を紛失した場合は行政に確認をされると思われます。
ネコちゃんは奄美大島では飼い猫条例に伴い登録というものがあります。
・転出の方(島を出る・島内で引っ越しされる)→役場にて登録状況変更届を出します(病院に一報いただいても代行できます)
・転入(島に来た)の方で猫を飼っている方→ネコ登録の必要があります。
新規登録として、役場にてネコ登録を行ってください。
マイクロチップが入っていない新規登録のネコちゃんはチップ装着は義務化していますので、同時にチップ装着の助成申請も行ってもらえると、後日病院で装着ができます。
※ネコちゃんを連れて行く必要はありません※
奄美市への転入の方は当院で登録や助成申請の書類提出代行を行っていますので、ご相談ください。
マイクロチップが入っているワンちゃん、ネコちゃんは登録住所変更も必要となります。
お手持ちの控えを確認してもらえるか、病院へご相談ください。
【移動先での予防など】
ワンちゃんは特にフィラリアやノミダニの流行・予防シーズンは地域によりかなり異なります。
奄美大島に関してはフィラリア・ノミダニはいずれも周年予防となりますが、他地域は異なりますのでかかりつけさんにご相談ください。
感染症流行状況により、ワクチンの種類も異なる場合もあるため、こちらもご相談されると良いと思います。
持病がある子などは、これまでのかかりつけさんにカルテなどをいただいておくと良いです。
環境の変化は動物にとっても大きな負担となりますが、少しずつ慣れていきます。
特に高齢の子は慣れるまで時間がかかることや体調を崩すこともあり得ますので、引っ越し先の動物病院も調べておくと良いかもしれません。
ざっくりと書いておきましたが、他に思い浮かんだら追記します!
十分準備して、気を付けて新生活を送りましょう!
去年と同じアナウンスになります!
3月末、転入・転出が増えるシーズンです。
いくつか転居に伴う注意事項を箇条書きにしておきます。
みんな安全に安心で!
ご不安なことはいつでも相談してください
・家族の引っ越しに伴う動物の留守番があるおうち
島にはペットホテルが数件ありますが、今時期はとても預かりが増えると思われます。
特に神経質な子、怖がりな子は十分準備をしていてください。
いつもと違う状況で体調を崩すケースは多いので、かかりつけ病院や性格などをメモしたものも用意すると、預かる側も安心するかと思います。
ホテルどこ?という場合はお問い合わせください
怖がりが強い子はトリミングショップさんでホテルも対応しているお店があります。
そちらの方が預かる頭数がすくないので、安心かもしれません。
ネコちゃんに関しては、長期に渡らない場合は知り合いなどにお願いして、ペットシッターとして通ってもらう方がストレスが少なく済みます。
私も喜界島に出張の時はスタッフさんに鍵を渡し、1日1回、ネコトイレの掃除、餌、水交換をお願いしています。
猫たちは知らない人が来るとたいてい隠れてしまいますが、慣れているいつものお家なので、じっと隠れてやり過ごしている子が多いです
ワンちゃんに関しても見知っている知人にお世話に来てもらうのも一つかなと思います(その子の性格によります)
ただし、今時期は思いのほか日中暑くなってしまう場合もあるので、温度管理は気を付けましょう。
× 知人がネコを飼っているのでそこのうちのネコも一緒に預ける~という方いますが、ものすごいストレスです(おうちの子も、先方の子も)
それなら隔離できているホテルの方が絶対いいです。
!シッターお願いする際も、ホテルに預ける際も、ノミダニなど基本的予防をしっかりしていることはマナーです!
市販で何かしてる(×市販のノミダニは効きません)とか、何も予防していないとか、そういうのは預けられた側も、世話する人も迷惑です!
・動物と一緒に引っ越しされる方【移動手段】
島から出る・入る場合は飛行機か船による同伴になります。
ペットルームのある船とない船(デッキにキャリーのまま置くことになると思われます)があるので、運航表などしっかり調べましょう。
ペットルームは私も利用したことがありますが、出入りできますし結構快適です。
現在はペットルームの内容も変わっているかもしれませんし、時期的に他の子もいることがあり落ち着かない可能性もあります。
各船に確認することをおすすめします
車両を伴う場合、車両に一晩入れたままにする、という手段もありますが、運航中は車両甲板に降りることができないため、様子を見に行くことはできません。
案外音が大きいので、おびえてしまうことがあります。車内フリーだと思わぬ事故ケガ、トラブルがおこりえるので、必ずケージなどに入れた状態にしてください。
飛行機は飼い主さんが同じ便に乗る場合は同伴手荷物として預けることができます(一緒に椅子に座るわけではありません)
あるいは貨物として動物だけ飛行機に乗せることも可能です(降りる空港で受け取り人が待っている必要があります)
LCCでは対応していないはずですので、まずしっかり調べましょう!
船、飛行機はメリットデメリットいずれもありますので、どっちがいい!とは言い切れません。
移動する場所、距離、その後の移動なども含めて考えましょう。
移動するときはできれば朝ごはんは抜いてください。
また、キャリーなどに水などをひっかけておく必要はほぼありません(逆に揺れる中で水を飲むことはあまりなく、揺れで漏れてビシャビシャになってしまう危険があります)
移動が長距離に及ぶ場合は、缶詰やパウチなどで水分を補給する方が良いです(特に猫ちゃんは緊張して水は飲まないことが多いです)
ただ、異動途中で扉はけっしてあけないこと。思わぬ脱走は二度とあえなくなってしまいます。
車酔いがひどい子、不安が強く吠えてしまう子などは薬もあります。
個体差があるため、当日いきなり使うよりも、お試し通常時に使ってみる方が良いです。
前もってご相談ください。
【引っ越し荷物搬入搬出作業中】
業者さんの出入りなどが多いときは、脱走の危険の多いタイミングでもあります。
作業完了まではキャリー、ケージなどに入っていてもらい、半端に出すことはしないでください。
特に移動した後脱走すると、土地勘もないためとても危険です。
動物も新しい環境に戸惑い、隠れようとしたり「いつもの家に帰ろう」と思って脱走されてしまうケースは多いです。
転居先に前もって慣れたにおいのものを置いておくのも安心材料です。
【転入・転出に伴う手続き】
ワンちゃんは狂犬病畜犬登録(狂犬病ワクチンを打っている子は登録されています)をしていると思いますので、転入先の市町村で鑑札を提示して登録住所変更を行ってください。
鑑札を紛失した場合は行政に確認をされると思われます。
ネコちゃんは奄美大島では飼い猫条例に伴い登録というものがあります。
・転出の方(島を出る・島内で引っ越しされる)→役場にて登録状況変更届を出します(病院に一報いただいても代行できます)
・転入(島に来た)の方で猫を飼っている方→ネコ登録の必要があります。
新規登録として、役場にてネコ登録を行ってください。
マイクロチップが入っていない新規登録のネコちゃんはチップ装着は義務化していますので、同時にチップ装着の助成申請も行ってもらえると、後日病院で装着ができます。
※ネコちゃんを連れて行く必要はありません※
奄美市への転入の方は当院で登録や助成申請の書類提出代行を行っていますので、ご相談ください。
マイクロチップが入っているワンちゃん、ネコちゃんは登録住所変更も必要となります。
お手持ちの控えを確認してもらえるか、病院へご相談ください。
【移動先での予防など】
ワンちゃんは特にフィラリアやノミダニの流行・予防シーズンは地域によりかなり異なります。
奄美大島に関してはフィラリア・ノミダニはいずれも周年予防となりますが、他地域は異なりますのでかかりつけさんにご相談ください。
感染症流行状況により、ワクチンの種類も異なる場合もあるため、こちらもご相談されると良いと思います。
持病がある子などは、これまでのかかりつけさんにカルテなどをいただいておくと良いです。
環境の変化は動物にとっても大きな負担となりますが、少しずつ慣れていきます。
特に高齢の子は慣れるまで時間がかかることや体調を崩すこともあり得ますので、引っ越し先の動物病院も調べておくと良いかもしれません。
ざっくりと書いておきましたが、他に思い浮かんだら追記します!
十分準備して、気を付けて新生活を送りましょう!
2024年03月08日
奄美海洋展示館のリュウキュウコノハズクに関して
こんにちは、獣医師の伊藤です
去年より奄美海洋展示館に飼育展示されていたリュウキュウコノハズク「フク」ちゃんですが、先日急に状態を落とし
当院で入院治療をしていましたが、死亡してしまいました。
2023年の1月に保護され、すでに骨折が変形して治癒しており、治療や整復ができない状態でした。
ただ、非常に大胆な性格をしておりあまり人にパニックにならず(基本野生動物は人が怖いです)餌の食べ方もとても良かったため
リリースはできないが、この性格であれば展示はできるのではないか?と
海洋展示館での初の飼育展示という形にすることができました。
飛べない分、広いケージを必要とせず
昼間は寝ており、夜に採餌する性質の分、驚かせず観察してもらうことでストレスを少なめに夜の活動時間を過ごしてもらう
島の生物を展示しているスペースを使う
そういう意味ではとてもタイミングや状態にマッチした個体でありました。
定期的に健康チェックに通っていましたが、比較的状態が落ち着いていたので
チェックの間隔を少しあけてみた矢先でした
もっときちんとチェックに行けれていたら、もっと早く異常に気が付けたのではないかと反省しています。
死因の究明もしています。
野生動物の継続した飼育・展示という難しさを改めて感じさせられました。
フクちゃんだからこそ、展示に踏み切れたのであり、傷病野生動物でリリースできない個体すべてが飼育展示されるに向いているとは思っていません。
当院にはいろいろな野生動物が保護されてきますが、ストレスを考慮し非公開としています
フクちゃんがいなくなったからまたすぐに次にリリースできないコノハズクが来たら展示する、というわけでは決してありません。
基本野生動物は野生でいるべき生き物です。
動物園への移管などもすることがあります。
教えられることの多い個体でしたし
長く展示を継続してあげられず、大変申し訳なく思っています。
沢山の方にリュウキュウコノハズクの小ささ、実際の姿を見てもらうおおきな機会を与えてくれていたと思います。
去年より奄美海洋展示館に飼育展示されていたリュウキュウコノハズク「フク」ちゃんですが、先日急に状態を落とし
当院で入院治療をしていましたが、死亡してしまいました。
2023年の1月に保護され、すでに骨折が変形して治癒しており、治療や整復ができない状態でした。
ただ、非常に大胆な性格をしておりあまり人にパニックにならず(基本野生動物は人が怖いです)餌の食べ方もとても良かったため
リリースはできないが、この性格であれば展示はできるのではないか?と
海洋展示館での初の飼育展示という形にすることができました。
飛べない分、広いケージを必要とせず
昼間は寝ており、夜に採餌する性質の分、驚かせず観察してもらうことでストレスを少なめに夜の活動時間を過ごしてもらう
島の生物を展示しているスペースを使う
そういう意味ではとてもタイミングや状態にマッチした個体でありました。
定期的に健康チェックに通っていましたが、比較的状態が落ち着いていたので
チェックの間隔を少しあけてみた矢先でした
もっときちんとチェックに行けれていたら、もっと早く異常に気が付けたのではないかと反省しています。
死因の究明もしています。
野生動物の継続した飼育・展示という難しさを改めて感じさせられました。
フクちゃんだからこそ、展示に踏み切れたのであり、傷病野生動物でリリースできない個体すべてが飼育展示されるに向いているとは思っていません。
当院にはいろいろな野生動物が保護されてきますが、ストレスを考慮し非公開としています
フクちゃんがいなくなったからまたすぐに次にリリースできないコノハズクが来たら展示する、というわけでは決してありません。
基本野生動物は野生でいるべき生き物です。
動物園への移管などもすることがあります。
教えられることの多い個体でしたし
長く展示を継続してあげられず、大変申し訳なく思っています。
沢山の方にリュウキュウコノハズクの小ささ、実際の姿を見てもらうおおきな機会を与えてくれていたと思います。
2024年02月28日
能登半島地震の支援物資を送りました【第一弾】
こんにちは、獣医師の伊藤です。
受付していた能登半島地震の支援物資、とりまとめをしまずは第一陣を発送しました!
ペットシーツ、ドライフード、パウチフード、タオル類、システムトイレなど
沢山お預かりしました。
適当すぎる写真ですみません…もうちょっときれいな写真を撮ればいいのに…
また、本当は段ボールのサイズを統一すると、積みやすかったり仕分けしやすいのですが、準備不足でバラバラです…申し訳ない。
現地で活動されている団体様へ送らせていただきました。
NPO法人 猫の避妊と去勢の会(理事長 桐畑さま、副理事長 延兼さま)
http://cat-kanazawa.jp/
現地まで物資を届けてくださっている源吉商店の川島さんにも感謝です!
https://genkichisyouten.com/
(これは先にアマゾンから個人的に送ったものが先に届いた連絡と写真です)
もちろん、支援は一回送ったから終わり!ではないので、引き続き募集、お預かりします。
また、内容によってはこちらで仕分けし、島の保健所や喜界島の保護活動への支援に送ることがあります。ご了承ください。
決して私利私欲に使うことはありませんが、病院の保護猫たちに使うことはあります。
わたし達もご支援の品をいただくことがありますが、物資も当然ですが、そのお気持ちが本当にありがたく、心の支えでもあります。
今なお大変な思いをされており、休まる暇のないであろう現場で少しでも励ましと心の支えと慣れたら幸いです。
受付していた能登半島地震の支援物資、とりまとめをしまずは第一陣を発送しました!
ペットシーツ、ドライフード、パウチフード、タオル類、システムトイレなど
沢山お預かりしました。
適当すぎる写真ですみません…もうちょっときれいな写真を撮ればいいのに…
また、本当は段ボールのサイズを統一すると、積みやすかったり仕分けしやすいのですが、準備不足でバラバラです…申し訳ない。
現地で活動されている団体様へ送らせていただきました。
NPO法人 猫の避妊と去勢の会(理事長 桐畑さま、副理事長 延兼さま)
http://cat-kanazawa.jp/
現地まで物資を届けてくださっている源吉商店の川島さんにも感謝です!
https://genkichisyouten.com/
(これは先にアマゾンから個人的に送ったものが先に届いた連絡と写真です)
もちろん、支援は一回送ったから終わり!ではないので、引き続き募集、お預かりします。
また、内容によってはこちらで仕分けし、島の保健所や喜界島の保護活動への支援に送ることがあります。ご了承ください。
決して私利私欲に使うことはありませんが、病院の保護猫たちに使うことはあります。
わたし達もご支援の品をいただくことがありますが、物資も当然ですが、そのお気持ちが本当にありがたく、心の支えでもあります。
今なお大変な思いをされており、休まる暇のないであろう現場で少しでも励ましと心の支えと慣れたら幸いです。
2024年02月16日
ネコちゃんの今年度の助成は2月末までです!
こんにちは、獣医師の伊藤です
ネコちゃんを飼っている方でマイクロチップや避妊去勢の助成を申請している方
助成は年度で一旦しめられるため、2月中に実施をお願いします!
2月以降は年度明けとして再度申請が必要になってしまいます。
再度申請ができないわけではありません。
マイクロチップは診察時間内であればすぐに装着できます(メールアドレスをお持ちの方はメモをしてきてもらえると助かります)
環境省への登録作業はこちらで代行します。
奄美市や龍郷町への装着報告も病院ですべて行いますので、飼い主さんのお手間は少なくすみます。
避妊去勢は予約制ですが、お昼前に来院~午後の診察時間にお迎えに来れるご都合の良い日程で予約をお願いします
ネコちゃんに関しては通院の必要はありません。抜糸も皮膚の内側を縫いますので、抜糸に来てもらう必要はありません。
どうぞよろしくお願いします!
ネコちゃんを飼っている方でマイクロチップや避妊去勢の助成を申請している方
助成は年度で一旦しめられるため、2月中に実施をお願いします!
2月以降は年度明けとして再度申請が必要になってしまいます。
再度申請ができないわけではありません。
マイクロチップは診察時間内であればすぐに装着できます(メールアドレスをお持ちの方はメモをしてきてもらえると助かります)
環境省への登録作業はこちらで代行します。
奄美市や龍郷町への装着報告も病院ですべて行いますので、飼い主さんのお手間は少なくすみます。
避妊去勢は予約制ですが、お昼前に来院~午後の診察時間にお迎えに来れるご都合の良い日程で予約をお願いします
ネコちゃんに関しては通院の必要はありません。抜糸も皮膚の内側を縫いますので、抜糸に来てもらう必要はありません。
どうぞよろしくお願いします!
2024年02月07日
2/8(木)午後より喜界島診療日程となります【13日午前まで】
こんにちは、獣医師の伊藤です
2月9日(金)~2月12日(月)までは喜界島診療となります。
伴って奄美大島では
2月8日(木)午後より2月13日(火)午前まで診療はお休みとなります。
祝日もかぶっているので気を付けてくださいね
2月8日(木) 午前通常診療 午後はフード・予防薬のみ
2月9日(金) 終日 フード・予防薬のみ
2月10日(土) 午前のみ対応 フード・予防薬のみ
2月11日(日) 休診日
2月12日(月) 祝日につき休診日
2月13日(火) 午前 休診 午後通常診療
※都合により13日火曜、午前はお休みとなります!!申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
午後は診察します!
毎回となりますが、どうぞよろしくお願いします。
また、年末に放送された番組の編集版再放送があるそうです!
■2月9日(金)17時20分~17時30分 NHK Eテレ(全国エリア)
「ウチのどうぶつえん~アマミノクロウサギって…~」
https://www.nhk.jp/p/uchidou/ts/98Y147WRJQ/schedule/?area=460
またしてもチョイ出していますので、見ていただけると幸いです
2月9日(金)~2月12日(月)までは喜界島診療となります。
伴って奄美大島では
2月8日(木)午後より2月13日(火)午前まで診療はお休みとなります。
祝日もかぶっているので気を付けてくださいね
2月8日(木) 午前通常診療 午後はフード・予防薬のみ
2月9日(金) 終日 フード・予防薬のみ
2月10日(土) 午前のみ対応 フード・予防薬のみ
2月11日(日) 休診日
2月12日(月) 祝日につき休診日
2月13日(火) 午前 休診 午後通常診療
※都合により13日火曜、午前はお休みとなります!!申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
午後は診察します!
毎回となりますが、どうぞよろしくお願いします。
また、年末に放送された番組の編集版再放送があるそうです!
■2月9日(金)17時20分~17時30分 NHK Eテレ(全国エリア)
「ウチのどうぶつえん~アマミノクロウサギって…~」
https://www.nhk.jp/p/uchidou/ts/98Y147WRJQ/schedule/?area=460
またしてもチョイ出していますので、見ていただけると幸いです
Posted by 奄美いんまや動物病院 龍郷町中勝にあります。 9:00~12:00、15:00~18:30 休診は水曜、土曜午後、日曜祝日 時間外はお応えできない場合があります。 0997-62-3310 090-2085-2649 https://inmayaanimalhospital.jimdofree.com/ at
19:14