2020年03月14日
病院に来る時の注意
(喜界島出張中につき予約投稿です)
こんにちは、獣医師の伊藤です。
もうすぐ建物ができるよ~と案内させてもらっているので、そんなついでに…
病院来院時の注意です。
これは、基本どの病院であっても同じと思ってください。
・ワンちゃんは必ず首輪、リードをつけていること!
・猫ちゃんは必ずキャリーに入っていること!
これは基本中の基本ですが、絶対に守ってください。
たまに猫ちゃんをキャリーにも入らず、そのまま抱っこして来られる方がいます。
こちらとしては心底血の気が引いて、慌てる瞬間です。
猫ちゃんにとって、普段なれない車に揺られること、知らない場所に来ることはとんでもないパニックとなります。
慌てた瞬間にするっと逃げてしまったら…呼び戻しは困難です。
「車には慣れているから~」「お利口だから大丈夫~」とのんきにされている飼い主さんも多いですが…
その瞬間に大きなワンちゃんが吠えてきたら?
あっ!という一瞬で二度と会えなくなるかもしれません。
交通事故は一瞬で起きます。
どれだけおとなしくても、必ずキャリーに入れてきてください。
ワンちゃんも同様、いい子だからとノーリードの方も多くいます。
「いい子」はみんなではありませんし、ワンちゃん同士はいい子同士かどうかは分かりません。
そしてみんな病院は大嫌いなので、慌てて逃げようとすることもあります。
ふいに飛び出して交通事故が起こることもあります。
急にワンちゃん同士鉢合わせしてかみつかれた!なんてことも起こりえます。
ワンちゃんの動きをコントロールするにあたって、首輪、リードがあることはかなり大事です。
・病院内に入っても気を抜かないで!
上記同様ですが、院内に入った途端にリードを外す方、キャリーを開ける方もいます。
どうぶつたちは病院はもとより、他のどうぶつのにおい、気配、声に対して非常に過敏になっていることもあります。
そして、こちら特に多いのがワンちゃんのオシッコ
リードをなが~くゆる~く持っていることで、あちこちにオシッコされることは良くあります。
大事な機材や本にされてしまうことも良くあります(結構困るのです)
そしてその匂いのついたところは、他のワンちゃんもまたオシッコをしようとします。
しっかり短く自分の足元にいてもらうようにしていてください。
・ほかのワンちゃん、ネコちゃんとは適切な距離を!
ワンちゃん同士、ネコちゃん同士は必ずしも仲良しとは限りません。
ご家族以外のヒトが苦手!怖い!という子もいます。
病院に来て気が立ってしまっていることも少なくありません。
例えばネコちゃんの入っているキャリーにワンちゃんがフンフンにおいを嗅ぎに近寄ったら、たいていのネコちゃんには恐怖でしかありません。
ワンちゃん同士が苦手なワンちゃんも結構います。
「ほら仲良しだよ~!」と近づかせることで、大ゲンカに発展してしまうこともあります。
「うちの子はいい子だから」はみんなにもいい子とは限らないと思ってください。
・キャリーには覆うものがあるとよいです。
特にネコちゃん、ハムスターやウサギ、鳥などを連れてくる方
とても怖がってしまいパニックになってしまうことがあります。
タオルなどでキャリーやケージ全体を覆うようにして目隠しをしてあげると良いです。
言っていただければタオルなどはお貸しします。
・ネコちゃん、診察に入っても、キャリーから出すのはまず待って!
いきなりパカッ!とネコちゃんを出して、大パニックで天井を駆け上がる、重要機材を倒しまくる、オシッコウンチをまき散らして走り逃げる…
実は結構あったりします。
非常に気が立ってしまい、キャリーから出すことさえできないくらい激オコになってしまう子も実際いるので
いざ診察となった場合も、病院側の「じゃあ出しましょうか」から出すとよいと思います。
通常は「今日はどうしたか」など飼い主さんへの問診のあと、実際の個体の診察へ移行することが多いと思います。
その間も獣医師はキャリー超しからどうぶつの様子は観察しています。
どうしても危険な場合は出せないということもあります。
・診察室でも自由にさせないように!
治療の準備をしている間など、診察台から降りて自由に動き回っているのを眺めている飼い主さんも結構います。
これまで診療車だった時も、隙間に入り込んでしまい「あ、ダメよ~出ておいで~(当然出てこない)」や
パソコンや薬の棚に乗って倒してしまう子も結構いました。
がっちりホールドして動くな!というわけではありませんが、自由に降りて動き回って良いわけでもありません。
ヒトでいうと、小児科にかかってお子さんが診察室のイスから降りてあちこち診察室内を探検しているようなものです。
病院には精密機器もたくさんあります。危険なものもたくさんあります。
「ちゃんと座ってなさい」「ちゃんとそこにいてね」と同じように、診察台ないし飼い主さん膝の上などにいてもらってください。
パニックで逃げそうなときは、いったんキャリーに戻したりしましょう。
気を付けてほしいことはたくさんですが、思いつくままに挙げてみました。
どこの病院であっても同じだと思いますので!ぜひスムースな診療のためにもご協力をお願いします!

こんにちは、獣医師の伊藤です。
もうすぐ建物ができるよ~と案内させてもらっているので、そんなついでに…
病院来院時の注意です。
これは、基本どの病院であっても同じと思ってください。
・ワンちゃんは必ず首輪、リードをつけていること!
・猫ちゃんは必ずキャリーに入っていること!
これは基本中の基本ですが、絶対に守ってください。
たまに猫ちゃんをキャリーにも入らず、そのまま抱っこして来られる方がいます。
こちらとしては心底血の気が引いて、慌てる瞬間です。
猫ちゃんにとって、普段なれない車に揺られること、知らない場所に来ることはとんでもないパニックとなります。
慌てた瞬間にするっと逃げてしまったら…呼び戻しは困難です。
「車には慣れているから~」「お利口だから大丈夫~」とのんきにされている飼い主さんも多いですが…
その瞬間に大きなワンちゃんが吠えてきたら?
あっ!という一瞬で二度と会えなくなるかもしれません。
交通事故は一瞬で起きます。
どれだけおとなしくても、必ずキャリーに入れてきてください。
ワンちゃんも同様、いい子だからとノーリードの方も多くいます。
「いい子」はみんなではありませんし、ワンちゃん同士はいい子同士かどうかは分かりません。
そしてみんな病院は大嫌いなので、慌てて逃げようとすることもあります。
ふいに飛び出して交通事故が起こることもあります。
急にワンちゃん同士鉢合わせしてかみつかれた!なんてことも起こりえます。
ワンちゃんの動きをコントロールするにあたって、首輪、リードがあることはかなり大事です。
・病院内に入っても気を抜かないで!
上記同様ですが、院内に入った途端にリードを外す方、キャリーを開ける方もいます。
どうぶつたちは病院はもとより、他のどうぶつのにおい、気配、声に対して非常に過敏になっていることもあります。
そして、こちら特に多いのがワンちゃんのオシッコ
リードをなが~くゆる~く持っていることで、あちこちにオシッコされることは良くあります。
大事な機材や本にされてしまうことも良くあります(結構困るのです)
そしてその匂いのついたところは、他のワンちゃんもまたオシッコをしようとします。
しっかり短く自分の足元にいてもらうようにしていてください。
・ほかのワンちゃん、ネコちゃんとは適切な距離を!
ワンちゃん同士、ネコちゃん同士は必ずしも仲良しとは限りません。
ご家族以外のヒトが苦手!怖い!という子もいます。
病院に来て気が立ってしまっていることも少なくありません。
例えばネコちゃんの入っているキャリーにワンちゃんがフンフンにおいを嗅ぎに近寄ったら、たいていのネコちゃんには恐怖でしかありません。
ワンちゃん同士が苦手なワンちゃんも結構います。
「ほら仲良しだよ~!」と近づかせることで、大ゲンカに発展してしまうこともあります。
「うちの子はいい子だから」はみんなにもいい子とは限らないと思ってください。
・キャリーには覆うものがあるとよいです。
特にネコちゃん、ハムスターやウサギ、鳥などを連れてくる方
とても怖がってしまいパニックになってしまうことがあります。
タオルなどでキャリーやケージ全体を覆うようにして目隠しをしてあげると良いです。
言っていただければタオルなどはお貸しします。
・ネコちゃん、診察に入っても、キャリーから出すのはまず待って!
いきなりパカッ!とネコちゃんを出して、大パニックで天井を駆け上がる、重要機材を倒しまくる、オシッコウンチをまき散らして走り逃げる…
実は結構あったりします。
非常に気が立ってしまい、キャリーから出すことさえできないくらい激オコになってしまう子も実際いるので
いざ診察となった場合も、病院側の「じゃあ出しましょうか」から出すとよいと思います。
通常は「今日はどうしたか」など飼い主さんへの問診のあと、実際の個体の診察へ移行することが多いと思います。
その間も獣医師はキャリー超しからどうぶつの様子は観察しています。
どうしても危険な場合は出せないということもあります。
・診察室でも自由にさせないように!
治療の準備をしている間など、診察台から降りて自由に動き回っているのを眺めている飼い主さんも結構います。
これまで診療車だった時も、隙間に入り込んでしまい「あ、ダメよ~出ておいで~(当然出てこない)」や
パソコンや薬の棚に乗って倒してしまう子も結構いました。
がっちりホールドして動くな!というわけではありませんが、自由に降りて動き回って良いわけでもありません。
ヒトでいうと、小児科にかかってお子さんが診察室のイスから降りてあちこち診察室内を探検しているようなものです。
病院には精密機器もたくさんあります。危険なものもたくさんあります。
「ちゃんと座ってなさい」「ちゃんとそこにいてね」と同じように、診察台ないし飼い主さん膝の上などにいてもらってください。
パニックで逃げそうなときは、いったんキャリーに戻したりしましょう。
気を付けてほしいことはたくさんですが、思いつくままに挙げてみました。
どこの病院であっても同じだと思いますので!ぜひスムースな診療のためにもご協力をお願いします!

2019年03月21日
傷ついた野生動物を見つけた場合

こんにちは、獣医師の伊藤です。
私はもともと野生動物救護がメインでやりたい!と思って島に来たほど野生動物好きであります。
「傷病鳥獣救護」と言って、傷ついたり弱っている野生動物の保護、治療を通して野生動物のこと、生態系のことを知ってもらう活動のことです。
これからもずっと、野生動物救護は続けていきたいと思っています。
奄美は言わずもがな野生動物の宝庫、意識しなくてもたくさんの野生鳥獣が見られます。
もし、怪我してる?弱っている?そんな野生鳥獣を見かけたら…
・いきなり手を出さず、様子を見てみましょう
野生動物にとってヒトは最大の脅威でもあります。必死に逃げようとします。
猛禽などの場合必死に抵抗しケガをしてしまうこともあります。
まだ少しぼんやりしている巣立ちヒナ(これからの季節に増えます)かもしれません、自然の摂理として弱っているかもしれません。
本当に保護を必要とすべきかどうか、まずはしっかり観察を。
・各市町村、または環境省奄美野生生物保護センターへ連絡
どうすべきかまずは相談。
いきなり手を出してヒトがけがをしてしまったり、暴れてさらに弱ってしまうこともあります。
また、鳥インフルエンザなどの感染症のリスクもあるので、まずは指示を仰ぎましょう。
動物病院にも、まずはご一報ください。
・保護すべき状況であった場合(明らかに弱っている、ケガをしている、路上などさらに事故にあう可能性が高いなど)
できれば段ボールなどにすぐに入れましょう。
一般的な鳥かごは勧めません(羽が擦れてしまう、丸見えで強いストレスとなる)
段ボールに空気穴をあけたり、餌を入れる必要はありません。
むしろ真っ暗になっている方がストレスが少なくて済みます。
・捕まえるときは十分気を付け、迅速に!
声をかけたり、目を見つめたり、なでたりはしないでください。
野生動物にとってヒトはとても怖い存在。捕まること自体、かなり強いストレスでもあり、捕まるくらいすでに弱っていると思ってください。
・搬送中は音楽をかけたりせず、安全運転!
事故を起こしては本末転倒になってしまいます。
「少し家で様子を見てみよう」「家で数日飼ってみよう」はすべて違法となってしまいます。
指定病院に早く連れてくるようにお願いします。
また、連れてこられた場合、保護状況などをお聞きします(場所、状況などを聞き、原因を究明します)
野生動物は所有者のないどうぶつですので、保護主さんも特に治療費等は必要ありません。
こちらでお預かりし、出来る限りの治療をし、もしも死んでしまっても次へつなげられるように活用します(標本化、大学への研究提供など)
奄美では毎年40件前後の野生動物の保護があります。
中にはアマミノクロウサギや、ケナガネズミなど非常に希少な種類が来ることもあります。
一例一例が大切な記録ともなります。
万が一夜にクロウサギが死んでいる!などを見つけた場合も、翌日を待たずに環境省か病院へ連絡をくださるようお願いします。
死んでしまっていても、血液や細胞、配偶子、体についているダニなどすべてが貴重なデータとなります。
これらのデータは時間が勝負。
死んでしまっていても、もしそれが時間がたっていないものであると判断した場合はすぐに対応できるよう、決して無駄にならないように尽力します。
また死因究明にあたっても、時間がたってしまうと劣化してしまい、判別できなくなるケースもあります。
ご協力をお願いいたします。
2019年03月20日
病院に来るときは…

こんにちは、獣医師の伊藤です。
動物病院にワンちゃん、ネコちゃんを連れてくる際の注意点です。
これは度の動物病院でも共通だと思いますので、参考にしてください。
ワンちゃんは必ずリードと首輪を!
病院内に入ると「ふ~、さてさて」とリードを外し待合でフリーにしてしまう方も多くいらっしゃいます。
病院にはワンちゃん同士が苦手な子、ケンカ早い子、色々な子が来ています。
また、ほとんどのどうぶつたちは動物病院が苦手で一刻も早く帰りたい!気持ちでいっぱいです。
リードを外せばいちもくさんに逃げようとすることも多くあります。
また、色々な子たちの臭いが満載の待合では、おしっこをしてしまう子も少なくありません。
「うちの子は大丈夫だから」ではありません!
他の子のためにも、リードは外さず、短めにしっかり持っていてください。
怖いあまりに怒って咬みついてくる子もたまにいます。
首輪やリードが付いていることで、安全に保定する(押さえつけるわけではなく動きを制限する)ことが出来ます。
ネコちゃんはキャリーか、目の粗い洗濯ネットに入れて!
ネコちゃんはさらに縄張りの外(家の外)に出ることを非常に嫌がり、恐怖を感じています。
特に車の移動やトンネルでパニックになっている子も多く、大パニックの末飛び出してしまうこともあり得ます。
そのまま抱っこしてくる方もいらっしゃいますが、とても危険!!
大きなワンちゃんが飛びかかってくるかもしれません、車で大パニックで暴れてするりと逃げてしまうこともあり得ます。
ワンちゃんと違い呼びがききませんから、逃げてしまったら捕まらなくなってしまいます!
目の粗い洗濯ネットはむしろ隠れている気持ちにもなれるため、ネコちゃんにとっても安心することが多いです。
興奮して非常に気がたってしまっっている場合でもネット越しに診察することもできるため、双方にとって安全なのです。
段ボールに入れてくる方もいますが病院に入った途端飛び出すケースもあります。段ボールはすすめません。
また、洗濯ネットを持参して院内で入れようとする方もいますが、すでに車の移動でパニック状態に陥って怒ってしまっている場合もあります。もうその時点で触れなくなってしまったり、ネットに入れようとして逃げてしまうケースもあります。
必ず、落ち着いている家の時点で先にネットに入れてきてください。
目の粗い洗濯ネットは100円ショップ等でも手に入ります。なるべく大きめのものでネコちゃんが入っても余裕がある方が望ましいです。
ワンちゃんネコちゃん以外の小動物に関しては、病院によっては診えない場合もあるため、先に問い合わせをするとよいと思います。
小鳥やハムスターの場合は、できれば現在飼っているケージのままで持って来てもらえると、飼育環境が確認できるため望ましいです。
その場合はほかのワンちゃんネコちゃんの目に触れないよう、バスタオルなどで全体を覆い、水は除いてください(揺れて濡れてしまうため)
掃除せず、糞や食べ残しなども確認させてください。
ケージが大きい場合は、プラスチックケースなどにキッチンペーパーやティッシュを敷いた状態で入れてきてもらっても構いません。
水は入れる必要はありません。
その場合は普段の生活状況も聞かせてください。
ウサギはペット用キャリーで大丈夫ですが、やはりバスタオルなどで全体を覆って見えないようにしてあげて下さい。
病院に来てけがをしたり、逃げてしまった、ケンカをしてしまったら本末転倒!
来院時も十分気を付けましょう。
参考にしていただけると幸いです。