2021年02月04日
ダニ大量寄生!
こんにちは、獣医師の伊藤です。
最近ダニに大量に寄生を受けているワンちゃん、ネコちゃんが続いています
少し暖かい日があったためか、イノシシの活動があるからかは分かりません
・耳や顔回り、あるいは全身に小さなダニが無数に寄生している(よく見えない場合も多いです。ある程度血を吸うと丸く膨らむので目でも確認しやすくなります)
・触ると痛がる、怒る、ブツブツした感触がある、足取りがおぼつかない、元気がない
どうやら定期のノミダニ予防をしていても寄生を受けている事例もあり
そして寄生(刺傷)を受けると、ダニ自体が死んでも刺さったまま死亡するようで、ダニが脱落するまで時間がかかるようです
その間も動物は痛みや違和感を訴え、ひとつき近くかかるケースもありました
ダニ自体が脱落しても皮膚炎を起こして皮膚がガサガサになっていることもありました
ちょっと写真は刺激的かもですが、ブツブツとしているのはすべてダニです

これでも目に見えてわかるケースは多くなく、もっと小さかったりはっきりわからないケースもあります。
とても痛がり怒ることもあり、しっかり検索しにくいというのもあります
これまでも大量ダニ寄生はたまにありましたが、ちょっと立て続いているため、十分気を付けてください
ダニ刺傷は刺されることそのものだけではなく、ダニからさらに病気をうつされることもあります。
(この場合検査自体も別で必要になり、確定まで時間がかかることがあります)
その場合命に係わることもあります。
・散歩中は草むらなどに顔を突っ込んだり、茂みに入らない
・散歩の後は全身を一旦しっかり払う(ダニは刺して寄生するまでに柔らかい部分をさがし皮膚上を移動することがあります、その間に払い落とすことで一定の効果はあると思われます)
・ノミダニの予防は定期でしっかり行う
・ネコちゃんは室内飼いにする
また、ダニ寄生を受けていた場合は無理に取らずに病院にいらしてください
血を吸ったダニは自然に脱落もしますが、決してつぶさないように石鹸水などにつけてしまう、テープではさむなどして処理してください。
※ダニは人にも寄生しうると思いますが、私たちは毎日着替え、お風呂に入るので実際刺傷になってしまう機会は非常にまれだと思います
大量寄生を受けていたワンちゃん、ネコちゃんはいずれも痛々しいほど、そしてあまりの寄生数にびっくりするほどでした。
予防をしていても寄生をされるというのは困った事態ではありますが、予防薬を使っていることは無駄なわけではありません!
十分気を付けてあげてください。
おかしいな、という場合は早めに動物病院へお問い合わせください!
最近ダニに大量に寄生を受けているワンちゃん、ネコちゃんが続いています
少し暖かい日があったためか、イノシシの活動があるからかは分かりません
・耳や顔回り、あるいは全身に小さなダニが無数に寄生している(よく見えない場合も多いです。ある程度血を吸うと丸く膨らむので目でも確認しやすくなります)
・触ると痛がる、怒る、ブツブツした感触がある、足取りがおぼつかない、元気がない
どうやら定期のノミダニ予防をしていても寄生を受けている事例もあり
そして寄生(刺傷)を受けると、ダニ自体が死んでも刺さったまま死亡するようで、ダニが脱落するまで時間がかかるようです
その間も動物は痛みや違和感を訴え、ひとつき近くかかるケースもありました
ダニ自体が脱落しても皮膚炎を起こして皮膚がガサガサになっていることもありました
ちょっと写真は刺激的かもですが、ブツブツとしているのはすべてダニです

これでも目に見えてわかるケースは多くなく、もっと小さかったりはっきりわからないケースもあります。
とても痛がり怒ることもあり、しっかり検索しにくいというのもあります
これまでも大量ダニ寄生はたまにありましたが、ちょっと立て続いているため、十分気を付けてください
ダニ刺傷は刺されることそのものだけではなく、ダニからさらに病気をうつされることもあります。
(この場合検査自体も別で必要になり、確定まで時間がかかることがあります)
その場合命に係わることもあります。
・散歩中は草むらなどに顔を突っ込んだり、茂みに入らない
・散歩の後は全身を一旦しっかり払う(ダニは刺して寄生するまでに柔らかい部分をさがし皮膚上を移動することがあります、その間に払い落とすことで一定の効果はあると思われます)
・ノミダニの予防は定期でしっかり行う
・ネコちゃんは室内飼いにする
また、ダニ寄生を受けていた場合は無理に取らずに病院にいらしてください
血を吸ったダニは自然に脱落もしますが、決してつぶさないように石鹸水などにつけてしまう、テープではさむなどして処理してください。
※ダニは人にも寄生しうると思いますが、私たちは毎日着替え、お風呂に入るので実際刺傷になってしまう機会は非常にまれだと思います
大量寄生を受けていたワンちゃん、ネコちゃんはいずれも痛々しいほど、そしてあまりの寄生数にびっくりするほどでした。
予防をしていても寄生をされるというのは困った事態ではありますが、予防薬を使っていることは無駄なわけではありません!
十分気を付けてあげてください。
おかしいな、という場合は早めに動物病院へお問い合わせください!