2019年05月10日
喜界島の日程&ヘルニア多発中!?
こんにちは、獣医師の伊藤です。
次回、6月の喜界島出張日程が決まりました!
6月7日(金)~6月11日(火)
場所は同じく喜界島中央公民館(旧館)になります。
前回のことを踏まえ、余裕を持った時間にしたいと思っています(予定)
手術に関しては、一旦お預かりし、麻酔がしっかり覚めてきた時点でお呼びする形にします。
またチラシや、区長さん伝、集落内放送などで案内が行くと思いますので、喜界島のみなさまどうぞよろしくお願いいたします。
まずは必ずお電話でご予約ください。
さてさて
最近、いわゆる椎間板ヘルニアだろうと思われるワンちゃんが相次いでいます。
・突然元気がなくなった、動きたがらなくなった
・歩き方がおかしい?
・食欲が急になくなった
・ただし、下痢や嘔吐はしていない(消化器症状がない)
・脇を持って抱っこしようとしたら痛がって悲鳴を上げた
このようなあたりが良く見られる症状です。いずれも「急に」「動きたがらない」「どこかを痛がり悲鳴を上げる」などが多いです。
・6~8歳以上のいわゆる中高齢のワンちゃん
・特にダックスフンドや、最近はプードル、チワワでも比較的良く見られます
・日常よくジャンプする子、フローリングで滑りやすい状況
・やや肥満傾向
厳密には違うのですが、症状の出方としてはヒトのぎっくり腰に近いと思われます。
急に動いた瞬間にビキッと「イテッ!」となる、アレです。
ワンちゃんにとっては意味が分からず急に痛みが走るわけなので、動くと痛い!と戸惑ってじっと動かず、食べられなくなる子もいます。
「ヘルニア」は、飛び出ることさすので、背骨同士の間にある椎間板という軟骨が押されて飛び出し(椎間板ヘルニア)、神経(脊髄)を圧迫することで
痛みなどが出ます。
もっとも多いのが腰なので、腰のあたりを少し曲げている様子が見られることもあります。
頸椎(首)をいためると、頭を下げうなだれた姿勢をし上目遣いに見てきたり、首を動かしたがらない様子が見られます。
場合によっては痛みではなくしびれや麻痺として出ることもあり、そうなると足がもつれてうまく歩けない、まっすぐ歩こうとするのにふらふらとよろめく、足を引きずってしまうなどが起こります(特にダックスさんで多いです)
確定診断にはレントゲンやあるいは造影検査などをしないと断定しきれませんが、年齢や状況、犬種などを踏まえて
仮診断をし、治療を進めていくことで、治療に対し反応があったかどうかで判別していきます。
・炎症を抑える注射
・神経修復や筋肉をほぐす作用のあるビタミンB群
などを使いながら、経過を見ていきます。
少なくとも一週間くらいは安静に!
この間に症状が進行して来たり、下痢や嘔吐などの別の症状がでてきた場合は別の病気の可能性があります。
必ずその場合はご相談ください。
また、ヘルニアはたびたび繰り返してしまう子も少なくありません。
今時期なぜ同じ症状の子が続くのか?気圧や温度変化も関係あるのかははっきりしませんが
なぜか同様の症状が続くときがあります。
上記の症状があった場合は早めにご相談くださいね。
日常生活で気を付けることや、サプリメントなどで日常ケアしていくこともあるので、その辺も踏まえて治療を進めていきます。
中高齢のワンちゃんがいるおうちの方は、少し気を付けていてあげて下さい。
次回、6月の喜界島出張日程が決まりました!
6月7日(金)~6月11日(火)
場所は同じく喜界島中央公民館(旧館)になります。
前回のことを踏まえ、余裕を持った時間にしたいと思っています(予定)
手術に関しては、一旦お預かりし、麻酔がしっかり覚めてきた時点でお呼びする形にします。
またチラシや、区長さん伝、集落内放送などで案内が行くと思いますので、喜界島のみなさまどうぞよろしくお願いいたします。
まずは必ずお電話でご予約ください。
さてさて
最近、いわゆる椎間板ヘルニアだろうと思われるワンちゃんが相次いでいます。
・突然元気がなくなった、動きたがらなくなった
・歩き方がおかしい?
・食欲が急になくなった
・ただし、下痢や嘔吐はしていない(消化器症状がない)
・脇を持って抱っこしようとしたら痛がって悲鳴を上げた
このようなあたりが良く見られる症状です。いずれも「急に」「動きたがらない」「どこかを痛がり悲鳴を上げる」などが多いです。
・6~8歳以上のいわゆる中高齢のワンちゃん
・特にダックスフンドや、最近はプードル、チワワでも比較的良く見られます
・日常よくジャンプする子、フローリングで滑りやすい状況
・やや肥満傾向
厳密には違うのですが、症状の出方としてはヒトのぎっくり腰に近いと思われます。
急に動いた瞬間にビキッと「イテッ!」となる、アレです。
ワンちゃんにとっては意味が分からず急に痛みが走るわけなので、動くと痛い!と戸惑ってじっと動かず、食べられなくなる子もいます。
「ヘルニア」は、飛び出ることさすので、背骨同士の間にある椎間板という軟骨が押されて飛び出し(椎間板ヘルニア)、神経(脊髄)を圧迫することで
痛みなどが出ます。
もっとも多いのが腰なので、腰のあたりを少し曲げている様子が見られることもあります。
頸椎(首)をいためると、頭を下げうなだれた姿勢をし上目遣いに見てきたり、首を動かしたがらない様子が見られます。
場合によっては痛みではなくしびれや麻痺として出ることもあり、そうなると足がもつれてうまく歩けない、まっすぐ歩こうとするのにふらふらとよろめく、足を引きずってしまうなどが起こります(特にダックスさんで多いです)
確定診断にはレントゲンやあるいは造影検査などをしないと断定しきれませんが、年齢や状況、犬種などを踏まえて
仮診断をし、治療を進めていくことで、治療に対し反応があったかどうかで判別していきます。
・炎症を抑える注射
・神経修復や筋肉をほぐす作用のあるビタミンB群
などを使いながら、経過を見ていきます。
少なくとも一週間くらいは安静に!
この間に症状が進行して来たり、下痢や嘔吐などの別の症状がでてきた場合は別の病気の可能性があります。
必ずその場合はご相談ください。
また、ヘルニアはたびたび繰り返してしまう子も少なくありません。
今時期なぜ同じ症状の子が続くのか?気圧や温度変化も関係あるのかははっきりしませんが
なぜか同様の症状が続くときがあります。
上記の症状があった場合は早めにご相談くださいね。
日常生活で気を付けることや、サプリメントなどで日常ケアしていくこともあるので、その辺も踏まえて治療を進めていきます。
中高齢のワンちゃんがいるおうちの方は、少し気を付けていてあげて下さい。
鳥インフルエンザ警戒解除のお知らせ
今週末は龍郷町の狂犬病です
鳥インフルエンザ発生に伴う対応
3月25日午後~27日木曜 診察はお休みです
そろそろ転居転出シーズンです
1月25日、26日は加計呂麻島診療です
今週末は龍郷町の狂犬病です
鳥インフルエンザ発生に伴う対応
3月25日午後~27日木曜 診察はお休みです
そろそろ転居転出シーズンです
1月25日、26日は加計呂麻島診療です
Posted by 奄美いんまや動物病院 龍郷町中勝にあります。 9:00~12:00、15:00~18:30 休診は水曜、土曜午後、日曜祝日 時間外はお応えできない場合があります。 0997-62-3310 090-2085-2649 https://inmayaanimalhospital.jimdofree.com/ at 10:00
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