2020年05月06日
通常診療は木曜からです&ネコちゃん膀胱炎流行中
こんにちは、獣医師の伊藤です。
連休最中ですが、穏やかに過ごしている方が多いことと願っています。
通常診療は7日木曜からになります。
基本、休み中も島にいますしどうぶつの世話などなどで病院にいることもあります。
状態、緊急性により、診察をお受けすることもあります。
継続した治療を必要としている子も事前に連絡をいただき時間を合わせて対応しています。
しかし、
電話を受け、いつからですか?と聞くと「一週間くらい前から」「先週くらいから」などなど、いやそれは、連休入る前からということですよね?というご相談も少なくないです。
連休前に、それはできれば対応してほしかった。
緊急というより、飼い主さんの都合でしかなくなってしまいます。
飼っているどうぶつを守れるのは飼い主さんだけです。
島にある病院は限られますし、どこも対応できない可能性もあります
(基本は祝日は当院もお休みですし、休みにしている病院がほとんどと思います)
私も、「島にはいるから」とはいえ、24時間対応し働き続けたら倒れてしまいます。
出かけているときもあります。
休み中にある電話は「自分だけくらい」と思っているかもしれませんが、何件も朝から電話が鳴るときもあります。
時間を守る、診察日程を確認する、祝日や連休、年末年始など休みが続くときは前もって確認する・早めに対応する
結構大事です。
私は、比較的連絡が付きやすい状況に置いている身ではありますが、「押せばいつでも対応してくれる」と思われるのも違うと思っています。
緊急性のある場合や、夜間にクロウサギなどの野生動物が保護された場合なども想定しています。
ただ休みがなければ、診察時間にきちんと集中し対応がままならなくなるかもしれません。
ご理解、ご協力をお願いします。
、4月半ばころよりネコちゃんの膀胱炎が続いてきています。
これまでも9月と12月に同様の記事を書いていますが、再掲載しておきます。
寒暖差が激しいとき、急に暑くなったり、湿度が上がったり、そんなときはやはり同じ症状は続きます。
膀胱炎は割と突然起こるので、こういった場合こそ、「休み明けまで待とう」と思わずに、まず相談してほしいです。
季節の変わり目や気圧の変化はヒトも動物も体調に影響が出やすいですが、
ネコちゃんの膀胱炎!!立て続いています。
ネコちゃん、特にオスネコちゃんを飼っている方、十分気を付けてください!
・何度もトイレに出入りしている
・ずっとトイレで神妙な顔をしているので、便秘してるみたい?とおっしゃる方もいます。トイレから出てきた途端にそのまますぐにトイレに戻ったり、明らかにトイレの回数が増えます。
・その割に一回のおしっこの量が少ない
・トイレではないところでおしっこをしてしまう
・血尿あるいはピンク色の尿が出ている
・食欲が落ちる
このあたりが膀胱炎の症状として出やすいです。
オス猫ちゃんで怖いのは尿道の途中でおしっこが詰まっていしまうことです。
※メスネコちゃんは尿道が太いため、詰まってしまう子とは非常にまれです
・トイレでずっと気張っているが、出ていないようだ
・トイレの途中でギャッ!など悲鳴を上げる
・おしっこがぽたぽたと漏れる程度しか出ていない
・お腹を触ると怒る、嫌がる
・食欲がなくなった
・嘔吐する
・ぐったりしてきた
こういった場合は、血液や膀胱炎による炎症産物、結晶などが尿道に詰まってしまい、おしっこが出るに出ない状況に陥っている可能性があります
おしっこは本来老廃物として体外に出て行かねばなりません。
それが詰まって膀胱にたまりすぎてしまうと、老廃物が体中にめぐってしまい、2~3日で死んでしまうこともあります。
迅速に閉塞を解除(カテーテルを通しておしっこを出す)しないといけません。
緊急事態です!!
様子がおかしい場合は、早めに問い合わせを!そして、たとえば週末であってもまず連絡をください。
週末だし、少し様子を見よう…とすると、命に係わる場合もあります。
・なるべく水分をとらせること(たくさん飲んで、たくさんおしっこを出すことが一番です)
・にぼしやかつおぶしなど、ミネラルの多いものは避ける(結石の原因になりやすいです)
・トイレは清潔にし、いつでも行けるように(ネコちゃんは本来きれい好きなので、汚れたトイレはいやいや使っている=少し我慢していることがあります)
・膀胱炎になったことがある子は特に要注意
膀胱結石かどうかは複数回、できれば症状がおさまった状態の通常のおしっこの検査で分かってきます。
炎症を起こしている最中は一過性に結晶が出来てしまうこともあるからです。
膀胱結石の子はフード管理が必要となってきます。
膀胱炎の流行はそろそろ終わりになってくるかなとは思っていますが、休みの時だからこそ、気をつけていくださいね。
連休最中ですが、穏やかに過ごしている方が多いことと願っています。
通常診療は7日木曜からになります。
基本、休み中も島にいますしどうぶつの世話などなどで病院にいることもあります。
状態、緊急性により、診察をお受けすることもあります。
継続した治療を必要としている子も事前に連絡をいただき時間を合わせて対応しています。
しかし、
電話を受け、いつからですか?と聞くと「一週間くらい前から」「先週くらいから」などなど、いやそれは、連休入る前からということですよね?というご相談も少なくないです。
連休前に、それはできれば対応してほしかった。
緊急というより、飼い主さんの都合でしかなくなってしまいます。
飼っているどうぶつを守れるのは飼い主さんだけです。
島にある病院は限られますし、どこも対応できない可能性もあります
(基本は祝日は当院もお休みですし、休みにしている病院がほとんどと思います)
私も、「島にはいるから」とはいえ、24時間対応し働き続けたら倒れてしまいます。
出かけているときもあります。
休み中にある電話は「自分だけくらい」と思っているかもしれませんが、何件も朝から電話が鳴るときもあります。
時間を守る、診察日程を確認する、祝日や連休、年末年始など休みが続くときは前もって確認する・早めに対応する
結構大事です。
私は、比較的連絡が付きやすい状況に置いている身ではありますが、「押せばいつでも対応してくれる」と思われるのも違うと思っています。
緊急性のある場合や、夜間にクロウサギなどの野生動物が保護された場合なども想定しています。
ただ休みがなければ、診察時間にきちんと集中し対応がままならなくなるかもしれません。
ご理解、ご協力をお願いします。
、4月半ばころよりネコちゃんの膀胱炎が続いてきています。
これまでも9月と12月に同様の記事を書いていますが、再掲載しておきます。
寒暖差が激しいとき、急に暑くなったり、湿度が上がったり、そんなときはやはり同じ症状は続きます。
膀胱炎は割と突然起こるので、こういった場合こそ、「休み明けまで待とう」と思わずに、まず相談してほしいです。
季節の変わり目や気圧の変化はヒトも動物も体調に影響が出やすいですが、
ネコちゃんの膀胱炎!!立て続いています。
ネコちゃん、特にオスネコちゃんを飼っている方、十分気を付けてください!
・何度もトイレに出入りしている
・ずっとトイレで神妙な顔をしているので、便秘してるみたい?とおっしゃる方もいます。トイレから出てきた途端にそのまますぐにトイレに戻ったり、明らかにトイレの回数が増えます。
・その割に一回のおしっこの量が少ない
・トイレではないところでおしっこをしてしまう
・血尿あるいはピンク色の尿が出ている
・食欲が落ちる
このあたりが膀胱炎の症状として出やすいです。
オス猫ちゃんで怖いのは尿道の途中でおしっこが詰まっていしまうことです。
※メスネコちゃんは尿道が太いため、詰まってしまう子とは非常にまれです
・トイレでずっと気張っているが、出ていないようだ
・トイレの途中でギャッ!など悲鳴を上げる
・おしっこがぽたぽたと漏れる程度しか出ていない
・お腹を触ると怒る、嫌がる
・食欲がなくなった
・嘔吐する
・ぐったりしてきた
こういった場合は、血液や膀胱炎による炎症産物、結晶などが尿道に詰まってしまい、おしっこが出るに出ない状況に陥っている可能性があります
おしっこは本来老廃物として体外に出て行かねばなりません。
それが詰まって膀胱にたまりすぎてしまうと、老廃物が体中にめぐってしまい、2~3日で死んでしまうこともあります。
迅速に閉塞を解除(カテーテルを通しておしっこを出す)しないといけません。
緊急事態です!!
様子がおかしい場合は、早めに問い合わせを!そして、たとえば週末であってもまず連絡をください。
週末だし、少し様子を見よう…とすると、命に係わる場合もあります。
・なるべく水分をとらせること(たくさん飲んで、たくさんおしっこを出すことが一番です)
・にぼしやかつおぶしなど、ミネラルの多いものは避ける(結石の原因になりやすいです)
・トイレは清潔にし、いつでも行けるように(ネコちゃんは本来きれい好きなので、汚れたトイレはいやいや使っている=少し我慢していることがあります)
・膀胱炎になったことがある子は特に要注意
膀胱結石かどうかは複数回、できれば症状がおさまった状態の通常のおしっこの検査で分かってきます。
炎症を起こしている最中は一過性に結晶が出来てしまうこともあるからです。
膀胱結石の子はフード管理が必要となってきます。
膀胱炎の流行はそろそろ終わりになってくるかなとは思っていますが、休みの時だからこそ、気をつけていくださいね。
鳥インフルエンザ警戒解除のお知らせ
今週末は龍郷町の狂犬病です
鳥インフルエンザ発生に伴う対応
3月25日午後~27日木曜 診察はお休みです
そろそろ転居転出シーズンです
1月25日、26日は加計呂麻島診療です
今週末は龍郷町の狂犬病です
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3月25日午後~27日木曜 診察はお休みです
そろそろ転居転出シーズンです
1月25日、26日は加計呂麻島診療です
Posted by 奄美いんまや動物病院 龍郷町中勝にあります。 9:00~12:00、15:00~18:30 休診は水曜、土曜午後、日曜祝日 時間外はお応えできない場合があります。 0997-62-3310 090-2085-2649 https://inmayaanimalhospital.jimdofree.com/ at 01:50
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