2024年08月04日
奄美博物館に行ってきました!
こんにちは、獣医師の伊藤です
先日、奄美博物館へ行ってきました!

当院は野生動物の受け入れも行っていますが、野生動物はヒトが苦手なので、捕まるような状態である時点ですでにかなり弱っており
死亡に至ることがかなり多いです
私自身、救護に関わって長いですが、どの施設であってもおおよそ3割程度のリリース率だと思います
とはいえ、死亡したという結果は一つであって、それが終わりではありません。
終わりではないようにしないといけません。
死因を調べたり、血液や糞便、寄生虫、あらゆる分野の研究者さんが引き継いでくれます。
特に奄美大島のような離島の場合は固有種や固有亜種も多く、寄生虫ひとつとってもそれはそれで珍しかったりするのです。
また、外観の状態が良好な場合や、死因が明確な場合など、島内外の博物館に寄贈することも少なくありません。
今回はこれまでに寄贈した個体も展示されているかな?と思って見に行ってきました。

私の記憶の中でもわかる個体もいくつか、あたらしい形で活用され、次の使命を果たしてくれています。
「こういう種類も島に来るんだ~」でも「こんなサイズなんだな~」でも、どんな気持ちであっても
ほんの少しでも「へー!」が積みあがっていくことで、野生動物への興味や理解につながっていきます。
博物館は「収蔵」という、「今すぐに研究するわけではなくとも、将来の誰かが研究活用するために」というあらゆるものを保存保管する場所でもあります。
展示されている剥製たちも、持ち込みや寄贈で成り立っています。
私も「傷病というか、死んでいても預かります」となるべくアナウンスしていますが(感染症には気をつけねばなりませんが)
状況を見て、死因究明や研究提供とともに博物館寄贈など振り分けています。
必ずしもすべての寄贈した個体が展示されているわけではなく、きちんと収蔵され、保管されてます。
今回の企画展は「そんなに詳細というかざっくりしたものですよ~!」と学芸員さんがおっしゃっていましたが
博物館にそんな気持ち、ひとつの「へー!」のためにも行ってみてはどうでしょう?
先日、奄美博物館へ行ってきました!

当院は野生動物の受け入れも行っていますが、野生動物はヒトが苦手なので、捕まるような状態である時点ですでにかなり弱っており
死亡に至ることがかなり多いです
私自身、救護に関わって長いですが、どの施設であってもおおよそ3割程度のリリース率だと思います
とはいえ、死亡したという結果は一つであって、それが終わりではありません。
終わりではないようにしないといけません。
死因を調べたり、血液や糞便、寄生虫、あらゆる分野の研究者さんが引き継いでくれます。
特に奄美大島のような離島の場合は固有種や固有亜種も多く、寄生虫ひとつとってもそれはそれで珍しかったりするのです。
また、外観の状態が良好な場合や、死因が明確な場合など、島内外の博物館に寄贈することも少なくありません。
今回はこれまでに寄贈した個体も展示されているかな?と思って見に行ってきました。

私の記憶の中でもわかる個体もいくつか、あたらしい形で活用され、次の使命を果たしてくれています。
「こういう種類も島に来るんだ~」でも「こんなサイズなんだな~」でも、どんな気持ちであっても
ほんの少しでも「へー!」が積みあがっていくことで、野生動物への興味や理解につながっていきます。
博物館は「収蔵」という、「今すぐに研究するわけではなくとも、将来の誰かが研究活用するために」というあらゆるものを保存保管する場所でもあります。
展示されている剥製たちも、持ち込みや寄贈で成り立っています。
私も「傷病というか、死んでいても預かります」となるべくアナウンスしていますが(感染症には気をつけねばなりませんが)
状況を見て、死因究明や研究提供とともに博物館寄贈など振り分けています。
必ずしもすべての寄贈した個体が展示されているわけではなく、きちんと収蔵され、保管されてます。
今回の企画展は「そんなに詳細というかざっくりしたものですよ~!」と学芸員さんがおっしゃっていましたが
博物館にそんな気持ち、ひとつの「へー!」のためにも行ってみてはどうでしょう?
Posted by 奄美いんまや動物病院 龍郷町中勝にあります。 9:00~12:00、15:00~18:30 休診は水曜、土曜午後、日曜祝日 時間外はお応えできない場合があります。 0997-62-3310 090-2085-2649 https://inmayaanimalhospital.jimdofree.com/ at 18:02
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