2019年10月16日
キャリーの選び方
こんにちは、獣医師の伊藤です。
保護猫譲渡をしていることもあり、「キャリーはどんなものを選んだらいい?」というご相談を受けることが多いです。
ネコちゃん、ワンちゃんいずれにしても、キャリーは一つはあったほうが絶対に良いです!
通院時や移動時、あるいは昨今のように避難の必要が出てしまった際にキャリーがないと困ってしまいます。
あくまで私個人の主観もありますが、参考にしてもらえると幸いです。
・ネコちゃんならと段ボールに入れてくる方がいます
半分パニックになった場合飛び出してしまう事もあります。
超緊急時以外は段ボールに詰め込んで病院まで、などは絶対にお勧めしません。むしろやめてください。
やっとかっと抑え込んで連れ込む方、病院にたどり着いたらゴールではなく、そのあと診察行為、そして帰宅までです。
来院と同時に飛び出して走り回ってどうにもならなくなってしまうケースもあります。
・布製のタイプはお勧めしません!
中でおしっこ、うんちをしてしまった場合かなり悲惨だったりします。
また、だんだんヘタレてきてしまうことがあるので、きちんと直立しなかったり、思いのほか中が狭くなってしまうことが多いです(経験済)
布製のタイプは開閉がファスナーのことも多く、わずかな隙間を暴れることでだんだん押し広げてあいてしまうケースもあります。
小型犬の移動時のサブバック的には良いかなと思います。
・サイズは余裕のあるものが良いです
子犬、子猫の時は余裕があったのに、いつのまにかぎゅうぎゅう!なんてこともあります。
・一般的にお勧めなのが、四角くで前が開閉できるタイプ(クレート)
飛行機などでの移動でも活用でき、また洗うこともできるので清潔に保てる点、
上下で分割できるタイプが多いので、たたんでしまっておくこともできます。
特に天井にも扉があるタイプだと、こわがっているネコちゃんなどでも出しやすい点があります。
また、プラスチックのタイプは持ち手が割れることがあります(特に、体重のある子…)
持ち運ぶ際は持ち手よりも下から全体を抱えるように持つ方が安心です。
・キャリー=病院!!と、用意しただけで逃げてしまう子も多いです。
日常的にキャリーを置いておいたり、寝場所にしたり、キャリー=嫌なこと!!と結びつけないようにしておくと安心です。
ちなみに我が家でもキャリーを出すとうちのネコたちは部屋の隅に逃げてしまいます…

プラスチックのバスケット型のも我が家にもありますが、意外に狭くなることが多いです。
また蝶番のところがずれていてうまく閉まっていなかったり、割れてしまってしまりが悪くなってしまう事があります。

一般的なこの形のタイプが汎用性があり、丈夫さもある印象です。
実際病院の備品としてもこの手のキャリーをいくつかサイズを用意しています(いざと言うときは貸出可能です)
少し参考にしてもらえると幸いです!
保護猫譲渡をしていることもあり、「キャリーはどんなものを選んだらいい?」というご相談を受けることが多いです。
ネコちゃん、ワンちゃんいずれにしても、キャリーは一つはあったほうが絶対に良いです!
通院時や移動時、あるいは昨今のように避難の必要が出てしまった際にキャリーがないと困ってしまいます。
あくまで私個人の主観もありますが、参考にしてもらえると幸いです。
・ネコちゃんならと段ボールに入れてくる方がいます
半分パニックになった場合飛び出してしまう事もあります。
超緊急時以外は段ボールに詰め込んで病院まで、などは絶対にお勧めしません。むしろやめてください。
やっとかっと抑え込んで連れ込む方、病院にたどり着いたらゴールではなく、そのあと診察行為、そして帰宅までです。
来院と同時に飛び出して走り回ってどうにもならなくなってしまうケースもあります。
・布製のタイプはお勧めしません!
中でおしっこ、うんちをしてしまった場合かなり悲惨だったりします。
また、だんだんヘタレてきてしまうことがあるので、きちんと直立しなかったり、思いのほか中が狭くなってしまうことが多いです(経験済)
布製のタイプは開閉がファスナーのことも多く、わずかな隙間を暴れることでだんだん押し広げてあいてしまうケースもあります。
小型犬の移動時のサブバック的には良いかなと思います。
・サイズは余裕のあるものが良いです
子犬、子猫の時は余裕があったのに、いつのまにかぎゅうぎゅう!なんてこともあります。
・一般的にお勧めなのが、四角くで前が開閉できるタイプ(クレート)
飛行機などでの移動でも活用でき、また洗うこともできるので清潔に保てる点、
上下で分割できるタイプが多いので、たたんでしまっておくこともできます。
特に天井にも扉があるタイプだと、こわがっているネコちゃんなどでも出しやすい点があります。
また、プラスチックのタイプは持ち手が割れることがあります(特に、体重のある子…)
持ち運ぶ際は持ち手よりも下から全体を抱えるように持つ方が安心です。
・キャリー=病院!!と、用意しただけで逃げてしまう子も多いです。
日常的にキャリーを置いておいたり、寝場所にしたり、キャリー=嫌なこと!!と結びつけないようにしておくと安心です。
ちなみに我が家でもキャリーを出すとうちのネコたちは部屋の隅に逃げてしまいます…

プラスチックのバスケット型のも我が家にもありますが、意外に狭くなることが多いです。
また蝶番のところがずれていてうまく閉まっていなかったり、割れてしまってしまりが悪くなってしまう事があります。

一般的なこの形のタイプが汎用性があり、丈夫さもある印象です。
実際病院の備品としてもこの手のキャリーをいくつかサイズを用意しています(いざと言うときは貸出可能です)
少し参考にしてもらえると幸いです!
Posted by 奄美いんまや動物病院 龍郷町中勝にあります。 9:00~12:00、15:00~18:30 休診は水曜、土曜午後、日曜祝日 時間外はお応えできない場合があります。 0997-62-3310 090-2085-2649 https://inmayaanimalhospital.jimdofree.com/ at 09:00
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